新しい家族をお迎え!オリーブ編
ご無沙汰してます。あらです。
気付けばもう10月も終盤。
そしてそれは前回の記事からなんと10ヶ月を意味します…!
もう、更新しな過ぎですね。
本当にこんな調子ですみません。
今日は夏の終わり頃の話です。
今年の夏休み。
私には子供達の予定とは別に、したい事がありました。
それはオリーブの植樹です。
うちのログハウスは、周りに自然が多い所に建っているので、現状でも満足ではあるのですが、実は家を建ててから、シンボルツリーを植えたいなと思っていたのでした。
正確には、金柑の地植えにチャレンジしたことはあるのですが、
薪用に丸太をもらった際に、庭の坂を丸太が転がってしまって、金柑の木にぶつかって折れてしまいました…
そんな挫折をしていたので、今回は慎重に設置場所含めて考えていきます。
で、
何故オリーブなのか。もういつかオリーブを植えたいなとは思っていたんです。
理由は、我が家のログハウスのイメージが『ノアの方舟』だからです。
創世記に書かれていますが、超大洪水で世界が沈んだ時にノアの家族と、動物達1組ずつを乗せて守ったとされております。
途方もないスケールの洪水を船旅で切り抜けたあと、長い時が経って、段々と水がひいて、陸地が現れ始めたことを伝えたのが、鳩が咥えてきたオリーブの枝でした。
その様な由来からオリーブの木や鳩は『平和の象徴』とされています。
丘の上にログハウスを建てる時、クリスチャンの私は『ノアの方舟の様に、この地域にとって平和のシンボルになる様な、地域に開かれたログハウスにしたいなぁ。』
と思っていました。(今思うと、大分おこがましい望みだなぁとは思いますが…)
住みながら、動物のインテリアものんびり増やしていくのが、楽しみの一つだったりします。
船感の演出の為に、梶は早めに買って取り付けていました。
着々とノアの方舟イメージになっている(すみません。完全に自己満です。)と思ってはいるものの、
やはり『木』となると、なかなかハードルが高く、今まで手を出さないでいたのです。
しかし、そこは夏休み!しかも今年は結婚10周年!
『今しかチャンスはない…!今やらないでいつやるんだ!』と
自分を奮い立たせ、まずは奥様に相談。
一緒に行ってみたかった関東最大級のオリーブ農園(他の木も沢山あります)米屋農園さんに行ってみました。
横浜にあるコチラの農園。
スペイン産の古木を仕入れていらっしゃるのですが、これがもう本当めちゃくちゃカッコいい…!
だけど高かった…!
全っ然手が出ませんでした。
小豆島産の国産オリーブの木も有りましたが、細い…!大体スペイン産古木の半額位でしたが(サイズも全然違うので一概には言えません)
それでも、全然予算オーバー。円安の影響もあるのか、『お前何しに来たんだよ級』で撃沈でした。
でも色々見て気づいた事があります。
それは私は『大きい木が好き』だということです。
アンティーク家具もそうですが、時間がかかっている物、時間が持つ重みを感じる大きな樹などに、とても惹かれてしまうのでした。
あと単純に木に登りたい…!
でも
大きい=搬出・植樹作業が大変=高い
なので、
冷静になって…
今回のオリーブ植樹
「大木、古木」カテゴリは諦めました。
そうと決まれば、苗木で探していきます。
次にオリーブの考慮すべき点といえば、
耐久性と実のならし具合かと思うのですが(あと実自体の用途=油用か、食用か)
それは、当時は悩みに悩んだのですが、
もう遠い過去になりつつありますね…まずいまずい。ブログはすぐ書かないと。
結局2本植樹しました。
実の数よりも自分の成長を優先して早く大きくなる、樹形もまっすぐでシンボルツリー向きな、イタリアからお越しの『ルッカ』という品種。
そしてもう一本は、スペインからお越しの、身を沢山ならせてしかも実が丸くて大きいという特徴のある『マンザニロ』という品種にしました。
仕事が終わり、帰宅後息子と植樹しました。
父ちゃんの思いつきに振り回されて、ど平日の夜にも関わらずに駆り出されて、夕飯も食べずに手伝わされても、文句を言わない息子。なんて健気なんだ…
彼はオリーブ植樹を『いい思い出』として覚えてくれているのだろうか…
ということで、我が家がノアの方舟に一歩近付いたよというお話でした。